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メールマガジンバックナンバー


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 ■お気楽・ひろこの
    『やっぱり日本一お気楽パソコン講座』
        ~ お気楽流・迷惑メールとの付き合い方 ~

 はい。ごきげんよう。あと2つ寝るとお正月ですが、そんな年の瀬の押し
 まくりの時期でも、楽しいお気楽講座の時間はやってまいります。
 1週間のご無沙汰ですな。みんな、元気だったぁ?
 げんきぃ~\(^o^)/ そいつはよかった♪
 
 さてさて、先週の講座でも取り上げた「お気楽的断捨離」を自ら実行し、
 昨日、メールソフトの整理をしまくりました。いやぁ~、捨てた捨てた。
 何万通、捨てまくったかわかりません。

 しかも、私は、MacとWindowsと、両方で同じメールを受信しているので、
 迷惑メール掃除も2台分、やらないとならないのですよ。これがまぁ、
 面倒な作業だったわけですが、今回改めて迷惑メールをじっくり見てみて
 やっぱりものすごい世界だと、思わず感心してしまいました。迷惑メール
 の世界も、日々進化しているんですね。
 
 まず、日付にびっくり。日付がないものもいっぱいあるのにも驚きました
 が、中にはとんでもない日付のメールがあるんです。最も未来から届いた
 メールは、2086年5月31日。今から76年後の世界からやってきたことになり
 ます。これは英文のメールだったのですが、日本語で最高未来メールは、
 2038年。「今こそ転職」といったようなタイトルだったと思いますが、
 その頃私は70歳をゆうに超えておりますが、そんなバァさんでも転職でき
 るのか?と、真面目に思ってしまいました(笑)
 
 さらに、メールのタイトルも年々上手くなっていますよね。ちょっとここ
 では書くのすらはばかられるような、アカラサマなタイトルも、随分多く
 なりましたが、その一方で、「Re:忘れてた!」とか「久しぶり!」いった
 友達チックなもの、「お世話になりました」とか「新パスワード発行の手
 続き」といった、日常よく使うようなもの、あるいは「Re:お弁当」とい
 う「え??」と思わず反応しちゃいそうなものなど、敵もよく考えてつけ
 ていますよね。作るの、結構大変だと思います。
 
 でもまぁ、そういうものは、半ば「よく頑張ってるなぁ~」と、楽しみな
 がら、ざくっと捨てればいいだけなので、害は少ないと言ってもいいと思
 いますが、怖いのは、添付ファイル付きのメールです。これにウイスルが
 仕込まれていたら、一発で感染しちゃいますからね。
 
 今回、「寒中御見舞い申し上げます」という、とってもマトモなタイトル
 で、ワードファイルが添付されているメールを、迷惑フォルダの中で発見
 したのですが、署名も至極まともな感じだし、URLもきちんと書いてある。
 心当たりのない名前なのですが、どこかで名刺交換でもした人かな?と、
 うっかり心を許しそうになります。
 
 で、何の気なしに添付のワードファイルを開くと、そこには悪質なウイル
 スが仕込まれていて…。しぇ~!!! 最後の方は私の妄想ですが、現実
 にそんな事件が起きないとは言い切れませんよね。私は読まずに捨てまし
 たが、もしうっかり開いていたらと、想像するだけでああ、怖い、怖い。
 
 どんどん巧妙になっている迷惑メールの世界。年賀状をメールで…という
 方も増えているので、お屠蘇気分のお正月は、奴らの格好の餌食になりや
 すい季節でもあります。十分過ぎるくらい、気をつけても、決して損はあ
 りません。
 
 てなわけで、ここで改めて、迷惑メールに対する大事な三箇条をまとめた
 いと思います。
 
 
   ★その壱:怪しいメールの添付ファイルは絶対に開けるべからず!
          
        写真(JPG)ならいいだろう…と思ったりせず、いかなる
        種類のファイルも、決して開いてはいけません。特に
        ZIPやEXE、ワードやエクセルファイルは危険がいっぱい。
        「添付ファイル=ウイルス」くらいの認識で、メールごと
        ざくっと削除してください。
 
   ★その弐:メールに書いてあるURLはうかつにクリックするべからず!
   
        迷惑メールの中には、クリックするだけで「誰か」を識別
        する情報を埋め込んである、「トリックURL」と呼ばれる
        特別なURLを用いている場合もあります。まぁ、レアケース
        ではありますが、そうではないという保証もありません。
        疑わしきは根こそぎ排除がネットの世界の鉄則。URLが書い
        てあっても、無視するに限ります。
        
   ★その参:決してリアクションするべからず!
   
        「迷惑なので送らないでください」という返信メールを出
        そうものなら、それこそ相手の思うツボ。このメールは
        ちゃんと使われていますということを、相手にワザワザ教
        えてあげるようなものです。「生きたアドレス」は彼らに
        とっては財産なので、変な業者に売渡し、悪質なメールが
        届くようになるかもしれません。良かれと思ったことが、
        仇となるのがネットの世界でもありますから、うかつな行
        動は絶対にしてはいけません。
 
 迷惑メールとつきあう上で、なによりも大切なのは、「なかったことにす
 ること」と「触らぬ神に祟りなし」を肝に銘ずること。この先、迷惑メー
 ルがこの世の中から一掃することは考えにくいので、上手に付き合ってい
 く以外方法はありません。
 
 迷惑メールが届いても、慌てず騒がず腹立てず、読まずにサクっとゴミ箱
 へ。そしてゴミ箱に入れたら、そいつもサクっと空にしてくださいね。
 これさえ徹底すれば、わりと爽やかに、安全に、メールが使えると思いま
 す。
 
 とはいえ、毎日大量のメールが届くと、いやになるし、腹も立つ。なので
 こんな方法はいかがでしょうか?
 
 今回掃除していて気づいたのが、「日付なしの迷惑メールが大量にある」
 こと。ということは、「日付なしのメールは迷惑メール。届いたら即ゴミ
 箱へ」というフィルタリングのルールを作っておくと、かなりの割合で
 削除できると思います。
 
 また、これと同様に、送信者アドレスすらない迷惑メールに対しては「@が
 ついていないメールはゴミ箱へ」といったルールを作ってしまえば、メー
 ルを目にすることなしに、爽やかに暮らせるようになります。
 
 どちらも、カンタンな設定できますので、興味を持ったらぜひ、調べてみ
 てください。メールアドレスによって、設定方法は若干違いますが、とど
 のつまりは同じですからね。
 
 はーい。てなわけで、本日、そして2010年の講座は、これにておしまいで
 す。1年間、おつきあいいただき、ありがとうございました。
 そして、来年もまた、お気楽にお付き合いくださいませ。
 
 それでは、また来週(来年!)まで、ごきげんよ~\(^o^)/
 

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