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お気楽75号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/

朝晩はめっきり寒くなってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 裏オキラクは2週続けてコンサートレポート。今週も濃いよっ!!それでは、そろそろまいりましょう。


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■ひで、魂のレビュー

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ANRI ONE NIGHT SPECIAL CONCERT 
10月11日(土)18:00〜  パシフィコ横浜・国立大ホール
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みなさま、こんにちは。弟のひででございます。
ANRIのコンサートに、生まれて初めて行ってまいりました。
しかも、そのコンサートは、デビュー25周年記念のスペシャルなもの。
どのくらいスペシャルかは、以下のデータを見ていただければ、一目瞭然。


<スペシャル・ゲスト>
角松敏生、寺井尚子、高中正義、天野ひろゆき(キャイ〜ン)


<バンドメンバー>
小倉泰治(key)、高山一也(Gt)、種田健(Bass)、
Kenny Mosley(Ds)、斎藤ノブ(Perc)、
鈴木明男(Sax)、木幡光邦(Tp)、
Ebony Fay(Cho)、斎藤典子(Cho)、Kaleb James(Cho)


<セットリスト>
M01.Cat's Eye
M02.CIRCUIT of RAINBOW
M03.GROOVE A GO・GO
M04.思いきりアメリカン
M05.HAPPYENDでふられたい
M06.SURF&TEARS
M07.気ままにREFLECTION
M08.砂浜
M09.夏の月
M10.ALL OF YOU
M11.ドルフィン・リング
M12.天使は瞳を閉じて
M13.Over The Wave 〜波を超えて
M14.I can't ever change your love for me
M15.オリビアを聴きながら
M16.Future for You
M17.BLUE LAGOON
M18.週末だけのPARADISE
M19.Boogie Woogie Mainland
M20.嘘ならやさしく
M21.悲しみがとまらない

E1-01.CATCH THE WIND
E1-02.Summer Candles

E2-01.Good-Night For You


どうです。
ゲストが4人もいます。バンドの中には斎藤ノブもいます。何よりも80年代をバッチリ思い出させるような、定番曲がぎっしりとつまった選曲。

これだけ見て、お腹いっぱいになっちゃった方もいるかもしれません。
だがしかし、まだまだこれからでございます。

では、いつものように、歌手ANRIに関するウンチクのひとつでも。
ちなみにANRIに関して、現在の彼女を表すときは「ANRI」と、昔の彼女を表すときは「杏里」と表記していますので、これは素の間違いではございませんことよ。ホホッ。

杏里という歌手が、音楽業界において非常に重要なことがあります。それは「Cat's Eye」を歌った人だということ。週刊少年ジャンプに連載されていた、北条司原作の同名のコミック。それが日本テレビ系列でアニメ化されたときに、主題歌を歌ったのが杏里という訳です。

現在でこそヒットチャートに名を連ねるような歌手が、アニメの主題歌を歌うことは珍しくもなんともございません。しかし「Cat's Eye」が発売された1983年当時は、アニメ業界的には大事件でした。だって、それまでアニメの主題歌っていうのは、水木一郎や堀江美都子やささきいさおやこおろぎ'73などの、ごく限られた歌い手しかいなかったのが実情です。また、まだまだアニメというものが子供向けだという認識があって、大人が見るものではないという風潮がありました。アニメの主題歌を歌うなんて、売れなくなった歌手がやるもんだという雰囲気もありました。そんなところへ、杏里というシティポップス界では知られていた歌手が登場したのです。それも、大人が聴いても違和感がないような、歌謡曲そのままのサウンドを引っさげて。初めて「Cat's Eye」を聴いたときの私は、それはもうビックリしたものです。そして、ブットビました。なんか違和感ありまくりでした。一応「♪みーつめるCat's Eye」と作品名は連呼してくれるものの、こんなのアニソンじゃないやって当時の私は思ったものです。

そしてご存知の通り、「Cat's Eye」はとても売れたのです。
杏里のデビューシングルであり最大の名曲である「オリビアを聴きながら」でも売り上げは5.5万枚程度でした。それに対して「Cat's Eye」は、82万枚ものセールスを記録しました。曲の魅力もさることながら、アニメの主題歌だったということも間違いなく売れた原因になりました。今も昔もアニメファンは関連商品を集めずにはいられない性質を持っておりますから。そして、杏里自身の知名度も、それはもううなぎのぼりに上がっていったのです。

すると、レコード会社も気がつきます。歌謡曲をアニメ主題歌にすれば、宣伝費をかけずに曲が売れると。また、アニメ作品や歌手自身の知名度も上がり、これはもういいこと尽くしではないかと。結果として、アニメ主題歌におけるタイアップというものがここから行われていくわけです。そのきっかけとなったのは、間違いなく杏里というわけでございます。

さ、ではこの話はこれくらいにして、いよいよコンレポでございます。

会場になっているパシフィコ横浜は、あのみなとみらいの中にあるんですね。私は初めてだったんですが、とてもステキなホールでございました。椅子は東京フォーラムよりもふかふかしている気がしますし。

客層はやはり、30代から40代中心。男女比は4:6くらいでしょうか。「お母さんの青春は杏里を聴いていたのよ。」という感じの小さいお子様連れの方も多かったです。ただ、会場のおしゃれ率はあまり高くなかったですな。もちろん自分も含めて。これは、前の日に見にいったコンサートが、よりによって美輪さまのでしたから、余計にそう思うのかもしれませんが。

席につくと、ステージ上にはすでに楽器がセッティングされています。開始時間が近づくと、ステージ上の蜀台の上のキャンドルに火がつけられました。これは、今回が記念のコンサートだからか、コンサートのいつものお約束なのかは、判断できないですけど。ここで周囲を見回してみれば、約5000人収容の会場がほぼ満席に。

そして、開始予定時間より10分ほど押して、客電が落ち、DJの声が聞こえだします。バンドメンバーがわらわらとセッティングして、いよいよANRIの登場です。衣装はベージュの、ちょっとオリエンタルなムードのワンピースでした。

「ワン・ツー・スリー・フォー」のちょっとセクシー入ったカウントの後に繰り広げられたオープニングナンバーは、「Cat's Eye」。角松敏生アレンジのヴァージョンです。ん、でもなんだか歌がカタい気がします。ひょっとして緊張しているのかもしれません。そんなことを思っていると、曲は「CIRCUIT of RAINBOW」「GROOVE A GO・GO」と続き、観客のビート中枢が程よく刺激されます。それにしても、「CIRCUIT of RAINBOW」のグルーヴが生で聴けたのは個人的に非常に感激いたしました。

3曲終えたあとにMC。いわく、「今日の選曲はどんな方にも満足していただけるはず。」と自信たっぷりにご挨拶しておりました。そして話題は、甥や姪とカラオケにいったときの話に。大体どこのカラオケにもある「杏里メドレー」。なんとANRIさん、曲があまりにも古いものばっかりだったので、自分でも忘れていて、歌えなかったそうです。これには大笑い。よって仇をとるべく、生杏里メドレー「思いきりアメリカン」「HAPPYENDでふられたい」「SURF&TEARS」「気ままにREFLECTION」を披露してくれました。

続いてはバラードコーナーへ。本人いわく「泣かせます。」と。「砂浜」「夏の月」「ALL OF YOU」「ドルフィン・リング」をしっとりと歌ってくれました。個人的にはANRIのバラードの最大の名曲は「夏の月」だと思っています。このコーナーは、見事に失恋の歌ばっかり。

さあ、ここからお待ちかねのゲストコーナーへ。最初のゲストは天野ひろゆき。

彼は11月6日から、鴻上尚史演出のミュージカル「天使は瞳を閉じて」に出演。作詞は森雪之丞、作曲はANRIのテーマソングをデュエット。劇中では、純名りさとデュエットし、11月5日にANRIとのデュエットでシングル発売。アマノッチは「昔から声だけはいいってテレクラでもよくモテた。」と言っておりました。

それにしても、アマノッチはちっちゃかった。いや、ANRIがでかいのか?緊張でガクガクになっているアマノッチをANRIが手を握ってあげてデュエットする様子が、非常にほほえましかったです。意外と歌もうまかったしね。でもANRIさん、「尾崎豊さんが天使になって舞い降りたみたい」とはちょいと言いすぎではございませんでしょうか。

続いてのゲストは、角松敏生。

シンガーとしてもおなじみの彼は、80年代の杏里のアルバム「Heaven Beach」「Bi・Ki・Ni」「Timely!!」「COOOL」の4作品をプロデュース。杏里はこれらのアルバムのブレイクをきっかけに、音楽業界で一目おかれる存在になりました。これらの4作品をANRIの最高傑作だと思っている方もたくさんいます。

角松敏生とは、「Over The Wave 〜波を超えて」「I can't ever change your love for me」の2曲のバラードをデュエット。2曲とも角松敏生ヴァージョンも存在しています。さすがと言うくらい、息がぴったり。それにしても角松敏生は歌がうまくなったなあ。

次のゲストは、バイオリンの寺井尚子。

ジャズバイオリンの期待の新星として、有名な寺井尚子
最近よくテレビにも出ているので、ご存知の方も多いことでしょう。

曲は「オリビアを聴きながら」「Future for You」。この2曲は最新アルバム『R134 OCEAN DeLIGHTS』にも、寺井尚子をフィーチャリングしたものが収録されています。しかし、良かったですよ。生オリビアは。マジで鳥肌がたちました。寺井尚子のバイオリンも素晴らしかった。実にいい音でした。美人だったしね。

そして、最後のゲストは、なんと高中正義。拍手もひときわ大きかった。

ANRIとは、コンサートで共演したことは何度かあるらしいのですが、私が知っている限り、アルバムやシングルに参加したことはなかったはず。いったい何故ゲストなんだろうと個人的にはちょっと不思議だったんです。今までのゲストが、少なくとも共演したことがあるというだけにね。

ANRIにお祝いの言葉をかけた後、ANRIは着替えのためにいったん引っ込みます。その間に演奏された曲は、まさかまさかの「BLUE LAGOON」。そう、高中正義最大のヒット曲。ANRIバンドとの共演です。高中バンドに参加している斎藤ノブも、ノリノリのプレイでした。他のバンドメンバーも負けじと、もの凄いグルーヴを生み出しています。この人のギターって、本当に存在感があるんですよね。もうこれでもかってくらいに。今年は2回も生高中が見られて、本当にラッキーかもしれません。

そして、今度はブルーのワンピースに着替えたANRIと、「週末だけのPARADISE」を共演して、高中正義の出番はおしまいです。やっぱり高中さん、ANRIの着替えの時間稼ぎのために出てきたんでしょうか。

そしてコンサートはいよいよクライマックスへ。怒涛のノリノリナンバー大会へと突入します。まずは「Boogie Woogie Mainland」で軽くジャブ。「嘘ならやさしく」では、大きな風船がいくつも客席に投げ込まれ、観客みんなで飛ばしあいました。曲途中のメンバー紹介のソロを誰も聴いていないと思われるくらい、会場は大盛り上がりに。結構カッコイイことやっていたのに、もったいない。そして本編ラストは、「悲しみがとまらない」です。会場のヴォルテージはそのままに(風船もまだあったし)、一気に突っ走りました。この曲、サウンドはともかくとして、歌詞はシャレにならないフタマタの歌なんで、これがラストってどうよ?って冷静にツッコミを入れている自分もいましたけどね。

アンコール1曲目は、「CATCH THE WIND」。木幡光邦のTpソロをフィーチャーしています。この人、弁髪というか、カボチャ頭というか、そういう髪型なのですが、音はものすごくカッコよかった。

ここで、ANRIのご挨拶が入ります。
「マイペースでやってきて、いろいろあったけど、悔いのない25年間でした。」
と極めて自然に、嫌味なく、力強く言い切ってくれました。
これには会場も、そしてステージ上のミュージシャン達も大きな拍手を惜しみなく送ります。カッコイイ。カッコよすぎる。

そして、名曲「Summer Candles」でしっとりと締めくくります。これも鳥肌がたちましたよ。マジで。さらに再びアンコールにこたえてくれて、角松敏生作のバラード「Good-Night For You」でコンサートは終了です。

最後にゲストも含めてみんなでご挨拶。最後に全員でなんか1曲やってくれてもいいのにな、とも思いましたが、それはとりあえず置いといて。気がつけばあっという間の約2時間30分。本当に盛りだくさんのコンサートでございました。ステージに誰もいなくなった後に残された、燃え尽きようとしているキャンドルが非常に幻想的でございました。

ANRIのコンサートにいってみて、強く感じたことがあります。
それは、ANRIは本当に自然体で、本当に前向きであるということ。

滑るような、肌触りのいいコットンのようにナチュラルな歌声の魅力もあります。ノリノリのサウンドの魅力もあります。また、歌詞も素晴らしいと思います。ANRIの歌は本当にもうこれでもかっていうくらい失恋の歌が多いです。でも、失恋を歌うにしても、女性の激情を歌うのではなく、楽しい思い出をありがとう、わたしはこれから明日を目指すわみたいな、非常に前向きな歌が多いのです。なおかつ、描く情景が非常に美しい。まるで少女漫画の世界のように。ですから、人々はANRIの歌に自分の体験を重ね合わせるときに、あのとき自分が感じた想いはこんなにも美しいものだったのね、ということを感じられるからこそ、ANRIの歌に魅かれるのではないかと思うのです。

そして、ANRI自身の生き様も素敵だと思います。
きちんと自分を持っていながら、我が強いわけでもなく、媚びているわけでもない。42歳になっても、無理に若く見せようとしているわけでもなく、かといってオバさんくさくもない。本当に自然に生きている人なんだなあと思います。
そして、彼女自身の言葉、「悔いのない25年間でした。」
本当にとてもナチュラルで、本当にとてもカッコイイ。こんなカッコイイ大人に私もなりたいと思います。

前日の美輪さま、そして今回のANRI。
全然タイプの違う2人のカッコイイ大人のコンサートを続けて見て、「自分もカッコイイ大人になりたい。」と思ってしまった私でした。

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■今週の間違い大杉

引き続き、弟のひでがお送りいたします。

前号お気楽メルマガ74号の素の間違いを自ら告白し、謝ってしまうのがこのコーナーでございます。しかし、いつまでたっても素の間違いがなくなりません。前回思いっきりブルーになってみたら、一週間ほどブルーな気分が抜けなくて、最悪でした。よって今回は思いっきりハッピーにいってみたいと思います。

  素の間違いも、お気楽の味。
  噛みしめたまえ、お気楽の味を。
  笑いたまえ、素の間違いを。
  ツッコミたまえ、素の間違いを。

・・・・・・これじゃハッピーというよりも、ヤケになってるだけですな・・・。

それはとりあえず置いといて、今週も参りましょう。


 Windowsのやることなすことすべてにをそのまんま、
 
 
はい、これはよくやる間違いです。助詞が一個多いですね。「を」が余計でございます。


 如何でしょう?
 こんな感じの説明で、納得していただましたでしょうか?

 
 
納得するときに「だました」なんて。非常に複雑な文章になってしまいました。「いただました」→「いただけました」が正しいです。


 ひでちゃんと同じ「ひでゆき」だったので、秀幸の感じは間違えがないよう に気をつけていたのですが、まさか、苗字を間違うとはっ!


苗字の次は「感じ」の間違いでした。さすが浩子先生。謝っているところに次のボケをかますなんて。さすが、関西の人にも、「関東の人にしては珍しいですよ。」と認められただけのことはありますね。弟としてぜひ見習いたいものです。ということで、「感じ」→「漢字」が正しいです。


では今週も謝ってしまいます。
どうも申し訳ございませんでした。

さあ、今回のメルマガ75号もみなさま楽しみいただけたでしょうか。
まあ、このような素の間違いが今回もたくさんあると思いますが、メゲることなくNGワードにご応募くださいね。

心から、お待ちしております

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最後まで読んでいただいてありがとうござります。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませヽ(^o^)丿

 

 
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