トップページへ高橋浩子の裏オキラク
メールはこちら
ルール説明&お気楽語掲示板お気楽・裏話

お気楽105号 裏オキラクページ

今週も「裏」の世界へようこそおいでくださいました\(~o~)/

ぼんじゅ〜る、まっだぁ〜む、あーん むっしゅ〜ぅ♪

「おい、まだやってるのかいっ」と、お思いの皆さま。ごめんあそばせ♪
まだやっているのでござります。そしてまだまだ当分続くのでござります。

 先週から始まりました「浩子のフランスレポート」(←相変わらず、ちぃーともタイトルが定まってないねぇ)いかがでござりましたでしょうか? シンデレラの皆さまには、とっても好評で、わたくし、本当にうれしゅうござりましてよ。大ボスのKIMIKOさんのサイトのページ(http://www.office-beautiful.com/)にも、

「今回フランスシンデレラツアーの隊長になられた、高橋ベルサイユ浩子さまが超面白い「フランス紀行」をかかれました。
http://www.t-cube55.com/ura_okiraku/urabanashi/104.html
ものすごいおもしろい!!さすがメルマガの女王様♪」

とノッケテくれています。ありがとう、KIMIKOさん!

・・・・・・あれ? 「隊長」って書いてある・・・・・(??)

わたくしったら、いつの間に隊長になったのざましょ?
っていうか、今回のフランス旅行は「シンデレラ隊」だったのか??







んっと。まぁ、いいや(←いいんかいっ!)

 さっき天気予報をちらぁ〜と見たところ、台風がどうのこーのと言ってました。そのせいか、なんだか「どよん↓」としたお天気でござりますが(弥十郎村界隈)、どんなお天気だろうと、わたくし、かまわなくてよっ! だって、心はフランスなんですもの!
 
  と、フランス魂を熱く燃やしながら、今週の裏お気楽、スタートです。

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

■お気楽・浩子の「オキラクルーズ」 第一弾!(別名・お気楽珍道中♪)
  〜華麗なるシンデレラツアーの全貌〜 第二話

●2004年 4月24日(土) −2センチ5時間の旅とパリのオペラ座−

  なんてすばらしい朝なんでしょう!! フランスの朝はマイナスイオンばりばりなのでしょうか? 日本と時差が7時間あるので、いつもより余計に起きていて、なおかつ遅くまで遊んじゃったわりには(なんたって、ナイトクルーズまでやっちまったからね♪)、すぃっと目覚がさめたわたくし。時計を見たら、6時前でござりました。日本じゃ考えにくい現象ですわね。ココのところ「お寝坊モード」ががっつりオンになっていたので、自分でもびっくり(@_@) 「なんでこんなに早起きしてるんだ?」と、自問自答するほど、すいっと起きられたのでござります。

 旅行って不思議ですわね。普段できないことが、すんなりできちゃうんですから。これぞミラクル!!
 
  でも、普段から旅行気分でいれば、早起きでもなんでも出来ちゃうのかしら?
  なんてことを、今ふと思ったりいたしました。
 
  ベッドからするっと抜け出し、窓を開けると、それはそれは綺麗な空が、目の前に広がっておりました。ひんやりと透き通った空気が、とっても気持ちいい。幾重にも重なった飛行機雲は、今でも目に焼きついておりますわ。


  フランスの朝

空気が乾燥しているからでしょうか? お空の色がそれはそれは美しいのです。飛行機雲が綺麗でしょ♪

 普段なら、窓を開けて朝っぱらの空をぼんやり見上げることなんかありますせんが、今日は実にそんな気分。エビアンをゆっくり飲みながら、思いっきり深呼吸したりして。なんだか朝から幸せ気分♪
 
  そうこうしている間に、お日さまがゆっくり昇ってきたのです!
  フランスの日の出-------------!! あんまり綺麗なので、思わずおがんでしまいました(-人-)


  フランスの御来光!

朝日が昇るシーンって、世界のどこで見ても「ありがた〜い」気持ちになりますねぇ。

 朝日を浴びてすっかり元気になった私は、同室の「いぇ〜すよしこさま」とご一緒に、朝食前のひと時、近くの公園にお散歩まで行っちゃいました。普段の弥十郎村の生活をご存知の方なら、この私の行動の変化には、腰を抜かすほどびっくりすることでしょう。
 
だって、フランスなんですもの♪(くすっ)


  都合のいいことに、なんとホテルの前が公園なのだ

 ここはたぶん「ボンドール公園」。この配色、日本にはないよねぇ。黒いチューリップがなんともフランスらしい・・・。そういえば「ラ・セーヌの星」に、「黒いチューリップ」って覆面の騎士が出てきたよねぇ。ねぇねぇ、ひでちゃん。
 
 
  私の庭へようこそ
 

  噴水のそばで、またまたマイナスイオン浴びまくり。公園内をジョギングしている人もたくさんいた。さながらここは皇居のお堀端ってとこかしら? やけにうれしそうだぞ、私。

  そんな優雅な朝を迎えたわたくしたちですが、本日のメインイベントは、じゃーん!

パリのオペラ座カルニエで、バレエ鑑賞なの♪

  ただのバレエ鑑賞ではござりませんのよ。なんと“高級リムジン”で送り迎え付きの、超優雅なバレエ鑑賞なのでござります\(^o^)/
 
  リムジンですよ。あなた。ムリジンでもジムリンでもござりませんよ。あの、ながーーーい車のリムジンでござりますよ。きゃっ。
 
  オペラ座はもちろん、リムジンに乗るものも生まれて初めて。
  「ああ、長く生きててよかったよ」「大人は楽しいねぇ」と、つくづく思ったりいたしました。

 オペラ座には夜の7時頃到着し、バレエは8時から。それまでは自由行動でござります。ビビアンとMAKIちゃんはそれこそ「自由」に行動なさりましたが、他の5名は「パリ散策とお買い物」に出かけることにあいなりました。まろ佐和ちゃんだけが、パリの本場のエステ体験をなさることになっていて、その開始が2時。それまでの間、私たちとお買い物をすることになりました。
 
 
●でもね、ぜんぜん進まないの・・
 
 「このクロワッサンおいしー♪」「ハムもおいしー♪」「なんでもおいしー\(^o^)/」と叫びたくなるほど、実に美味い朝食をがっつり食べたあと、私たちはパリの街へと繰り出しました。今夜はバレエを見て遅くなるので(終わりが23時ごろになるの)、早めの夕食をとって、夜はちょっとつまみながら、ワインでも飲みましょうということになったので、私たちの頭の中には
 
  パリの街を散歩しながら目指せデパートへ → ゆっくり買い物 →ランチ → お夜食用の食物&ワインなどを買う → ホテルに戻ってゆっくり優雅にドレスアップ → いざオペラ座へ!

というスケジュールが入っておりました。

  でも、「予定」というのは、「予め定められていた」こととは限らないのですね。「予定は未定」なんてうまい言葉が世の中にありますが、まさに「おいおい、ちぃーとも定まっちゃぁいないじゃないの」という状況に陥ってしまったのです。

 だって、ホテルを出てからわずか30秒くらいのところにある土産物屋の前を通ったところから、すでに「予定」と言う文字は、私たちの頭の中から、綺麗さっぱりすっとんでしまったのです。どこ行っちゃったんでしょうねぇ。たぶんエッフェル塔のてっぺんくらいに、飛んでいってしまったのでしょう。

スタートから1分くらいで、予定崩れたり! 
予定、弱いっ!弱すぎるっ!

きっかけは、KIMIKOさんの「このTシャツいいわね」「えっ?なに? 安いっ!」
  たぶん、この二言だったと思います。「どれどれ?」「あ、ホントだぁ〜」など口々に言いながらも、その店のとりこと化してしまった私たち。
 
  そのTシャツというのは、日本円にしたら1000円くらいかな。結構生地がよくてしっかりしてて、おまけにキラッキラのラメがついてて、なんだか私たち好み。結局5人全員がっつりお買い上げいたしました。

 でもよく見たら「Paris」って書いてあるのよね。これって「浅草」とか「原宿」ってどーんと書いてあるTシャツと同じテイストだよなぁ・・・と、頭の片隅では思いつつも、買ってしまったのでした。
 
  「浅草」とか「原宿」Tシャツは、私たち日本人の目からみたら、「たぶん一生着ない」と即答できる代物ですが(中には着たいという方ももちろんいらっしゃるでしょうが)、外国の方からみたら「漢字、かっこいい」「じゃぽーね、神秘的ね」とお思いになるのかもしれません(思いっきりイメージですが)。このParisTシャツも、きっとそれと同じようなものなのでしょう。まんまとマーケティングにのってしまったわ。
 
  てな感じで、散策スタートわずか1分にして「買い物魂」に見事火がついた私たち。その店にどのくらいいたのでしょうか? 次々とお土産まで買い出して、お店を出たときには、各自手に黄色い大きな袋をぶら下げておりました。
 

  おそるべしお土産屋

  これが「パリ初買い」のうわさのTシャツ。意外といいざましょ。
  見えにくいかもしれないけど、エッフェル塔と一緒に撮ってみた。
 
 
●そこから先は、もう大変さ・・・(-_-;)ふっ
 
  一度火がついてしまった買い物魂を、おとなしくさせることは至難の業。しかも、私たちが今立っているのは、ずーっとお店が並ぶショッピングアーケードなのです。この条件が2つ折り重なったら、はい。もうどうなるかわかりますわね。

こいつら、まったく進まねぇ・・・

  という事態に陥るのでござります。たとえるならば、バッタの大群か絨毯作戦か。ずらっと立ち並ぶお店を、「きゃぁかわいい」「すてき」「似合うわぁ」「これ、お買いなさいっ」と、大騒ぎをしながら一軒一軒くまなく入り、そのたび何かしら買ってしまう私たち。さぞや奇妙な軍団だと思われたことでしょう。
 
 
  アクセサリーやさんでしょ、スワロフスキーやバカラが「これでもかっ!」と美しく並ぶお店でしょ、リモージュなどの趣味のいい小物がたくさん置いてあるお店でしょ、スカーフ屋さんでしょ、あと、どこに入ったか、よく覚えてないや。
 
  そうこうしている間に、まろ・佐和子のエステの時間が迫ってきてしまいました。確かホテルを出たのが、10時ごろ。今は午後2時ちょい前。

あらやだ。もうそんな時間---------------。おほほほほ。

  「パリは時間の進むのが早いねぇ」「きっと時空間が日本と違うのよ」なんて、間抜けなことを言いながらも、一同急いで、エステサロンのあるホテルまで、向かいました。そしてセーフ。より美しくなるべく、まろはエステサロンへと消えていきました。

 まろと別れてから、さすがの私たちも、そこまで馬鹿ではないので、「いい加減デパートに向かいましょう」ということになりました。このままでは本日の昼間の目的にちぃーとも達しないうちに、夜になってしまいます。

「でも、その前に、あそこに入ってみたい」

  と、KIMIKOさんが指をさします。そして、彼女の指の先には、かなり高級で荘厳なたたずまいの宝石屋さんがありました。
 
  KIMIKOさんは先日、そこの時計を日本でお買いになったそうなのですが、その時見たダイヤの指輪に一目ぼれ。「今度絶対買ってやる。自分へのご褒美に」と、心に誓ったそうです。そのお店の本店が、今目の前にあるのです。日本のショップも相当素敵らしいのですが、パリのお店にはかないません。「こんなチャンスめったにないわよね!」とばかりに、私たち4人は、興味心身で、宝石屋さんの扉を開けたのでした。

●これぞ、マダムの扱いだわっ
 
  さすが高級宝石店だけあって、入り口に強くてかっこいいパリジャンが立っておりました。そして入り口のドアは2重になっていて、手前がしまらなければ、2つめのドアが開かない仕組みになっているのです。「へぇ〜、これじゃぁ泥棒さんもうっかり出られないねぇ」なんて、のんきなことを言いながら、店内へと入って行きました。見るからに「おのぼりさん」とわかる私のような日本人にも、にっこり笑って「ぼんじゅ〜、まだ〜む」と、上品に挨拶してくれる店員さんたち。さすが教育が行き届いていらっしゃるわ。
 
  宝石店といえば、デパートの中や東京宝石くらいしか入ったことがない私なので、その店内の様子は、もう夢のようでした。ショーケースに並ぶ、すんばらしい輝きのダイヤたちを見ていると、KIMIKOさんが一目ぼれしたのもわかるような気がします。
 
  でも、さすがKIMIKOさんですわね。「私たちは日本から来た。今日は見るだけだけど、来年ここに来て買おうと思っている。ダイヤの指輪を見せてくださる?」と、店員さんに言うのです(英語でね。かっこいい〜)。
 
  KIMIKOさんもさすがだけど、店員さんもさすが。「もちろんOKです。マダム」と、笑顔で答え、「こちらへ」と、高そうな机と椅子が置いてある場所まで案内してくれました。それだけじゃありません。ご丁寧に人数分椅子を用意してくださり(奥からイケメンたちが、椅子を持って次から次へ現れるのです!)、私たち4人は、トレイにのっかったダイヤの指輪を、うっとりと鑑賞することができました。
 
  やっぱり違いますのね。デバートなどで、ショーウィンドウ越しにあれこれ試すのではなく、ゆっくりと椅子に座って(それも豪華な)、トレイに乗っかった指輪を試すのです。なんてゴージャスなんでしょう!!
 
  そしてそして「今日は日本から来たマダムたちに、特別にお土産をあげます」と、いたずらっぽく笑うと、豪華なカタログを2冊もくれました。それはカタログというよりも「写真集」と呼ぶのにふさわしいものでした。写真が綺麗なこと、綺麗なこと。ページをめくるだけで、ため息が出てきます。
 
  今でも机の上に飾ってあって、「ちと疲れたなぁ」と思ったら、ページを開いて眺めています。そのたび「すごいわねぇ〜」と、少しパワーをもらえます。
 
  知らないことってイメージできないけれど、「こういう世界もあるのねぇ」と、この目で見てしまったら、もう後戻りはできませんわね。「私もああいうところで『あのダイヤ、見せてくださる?』なんて言ってみたい。そして「これ、戴くわ」って言ってみたい!! そう、強く思ったのでした。

よーし、働くぞー。おーっ (^o^)/

  こんなにマダムな扱いを受けたのは、生まれて初めてだよ。ありがとう、
 
  ! ありがとう、オリバー(←名刺をくれました。親切な店員さんの名前だよ) また来年是非お会いしたいものですわ。そして、顧客リストに、私たちの名前を刻んでいただきたいものですわっ!
 


  これがその「写真集」

  ここまでくると「カタログ」なんて呼べませんわよね。でも、この写真に載ってる宝石たちが、ショーケースの向こうで輝いているんだよ。本当に。その景色ったら、相当美しかったわよ。
 

 るんるん気分でお店を出た私たち4人に向かって、なにやら声が聞こえます。「・・・・さん。・・・・先生・・・・」
 
  こんなパリの真ん中で、声をかけられるはずがない。気のせいだと歩き出そうとしていると、今度こそ気のせいではない大きさの、はっきりした声が聞こえてきます。
  「マドモアゼ〜ッ!!!!」
 
  「なにかしら?」と笑顔で振り向いたその先には、ビビアン千津子がいるではありませんか! あれにはビックリしたわね。自由行動で、自由にしていたはずの彼女と、こんなところでばったり会うんです。
 
  「なんで日本語に反応しないんですか?」と、ストレートな突込みを戴きました。だって、今、たった今、マダムな扱いを受けてきたばっかりなんだもーん。
 
  こんなところであったのも、不思議なご縁。一緒にランチをして、その後本日の目的地、デパートに向かったのでした。
 
  私の記憶が確かならば、そのときすでに時計の針は3時を回っていたと思います。ホテルを出てからなんと5時間。それなのに、私たちが移動できたのは、地図にしてわずか2センチ!!

やっぱり、すっとこどっこいだよなぁ〜、私たち。

心の中で、強く強く、そう思いました。
  こうして私たちの桁外れに楽しい「2センチ5時間の旅」は、終わったのでした。
 
    #ちなみに、帰り道の早いこと、早いこと。荷物もあったから(大量に食
      料を買い込んだからね)帰りはタクシーに乗っちゃっんだけど、わず
      か5分くらいでホテルについちゃいました。なんだったんだろう、あ
      の5時間は・・・(-_-;) 言葉にはしませんでしたが、私たち4人の
      胸の中には、多少なりともそんな思いが渦巻いていたのは、間違いあ
      りません。
  
●さぁ、気分はシンデレラ! 夢のオペラ座へ行くわよっ!
 
  ホテルに戻って、さっそくお召し変え。この日のために用意したドレスを身にまとい(といっても、お姫様みたいなドレスじゃないからね)、ばっちりとメークを施して、見事「変身!!」した私たち。自分で言うのもなんですが、美しかったわよぉ〜♪ ロビーに全員集合したときには、通り過ぎるパリジャンは全員こちらを向いて「ビューティフル!」と、ほめてくれました。さすがヨーロッパの男性はほめるのがお上手だこと。おほほ。
 
  約束の時間となり、運転手にエスコートされて、リムジンに乗り込んだ私たち。でも、乗ってしまえば、あんまり普通の車と変わらないのね。さすがにシートは革張りで高そうだったけど、シャンパンもなかったし、中から外は見えないし。でも「リムジンに乗ったの」という事実だけで、もう、おなかいっぱいかもしれません。
 
  ホテルとオペラ座はとっても近いんです。っていうか、「さっき、ここまで歩いてきたじゃない」という距離。さきほど買い物したデパートは、オペラ座の近くなんですもの。
  でも、雰囲気を出すために、ちょっと遠回りして、市内を回ってくれました。ラフな格好をして歩くパリの街も、おなかの皮がよじれるほど楽しかったけど、こうしてドレスアップして、リムジンの中から眺めるパリの街も素敵ね。着ているものやシチュエーションが違うと、こうも感じ方が違うものなのかしら♪そういうことも、新たな発見でした。今までの旅行は、ラフな格好で歩き回って終わり、ってのが多かったからね。やっぱ、女性は着飾って綺麗になって、おでかけするだけで、なんだかウキウキしちゃうものね。
 
  リムジンでオペラ座に乗りつけるのは私たちだけらしく、車を降りるとき、やけに注目を浴びてしまいました。照れくさいよぅ。でも、面白いよぅ。
 
  さぁ、いよいよオペラ座の中に! そこはもう「異空間」でござりました。芸術作品の中に入っていくような感じなのです。立派な彫刻が施された柱、宝塚よりも立派な階段、いい感じにセピアに見える照明もすばらしかったわ。
 
  「ここがオペラ座なのね!」という気持ちと、「へぇ〜」と思う気持ちが混ざり合って、冷静なんだけどちょっとドキドキしているという、妙な気分を味わいました。
 
  開幕まで少し時間があったので、記念撮影したり、ロビーでシャンペンを飲んだりして、またまた「マダム感」を堪能いたしました。


オペラ座のシンデレラたちいかがかしら?
美しきアジアン・ビューティーでござりましょ!


シャンパン片手に、よろしくて

  オペラ座にシャンパンって、なんて似合うんでしょう!そして私もよく似合うこと!おーほっほっほっ!でもこの後まもなく開演を知らせるベルがなり、私たちは残りのシャンペンを、一気飲みしたのでした。おかげで回った、まわった。
 
●いよいよ開幕!
 
  劇場に入った瞬間、私の目は天井に釘付けでした。そこには大きな大きな、そしてまーるいシャガールの絵が描かれているのです!!
 
  シャガールは小さな頃から大好きだったのですが、まさか、ここで、この場所で「生シャガール」とご対面できるとはっ!! まさに「運命の出会い」でござりましょう。天井を向いて歩いたから、思わず「ぐきっ」とこけそうになったけど、そんなことに負ける私ではござりません。何食わぬ顔で、胸を張り堂々と、席まで歩いていったのでした。


  これがオペラ座の中!
豪華で厳かでござりましょう!


  このシャガールに私のハートはわしづかみされたのでした。
実物はとてつもなく迫力があるのよ〜。

  バレエといえば、ロマンチックなクラシックバレエを想像していたのですが、今時のオペラ座でクラシックが上演されることはめったになく、バレエといってもモダンバレエがほとんどなんだそうです。今回もモダンの演目だったのですが、バレエ通に言わせると「名作」で「よくチケットが取れたねぇ」と驚きに値するほどのものだそうです。モダンの世界にちぃーとも詳しくないので、その価値がわからないのももったいない話ですが、そんな私にも見せてくれた、バレエの神様は、相当いい人なのに違いない(って、神様だよ。人じゃないだろう)。
 
  演目は次の通り。
 
  「結婚」    振り付け/NIJINSKA
  「春の祭典」  振り付け/TAYLOR
  「第七の月」  振り付け/BOMBAMA
 
  そして、お席はなんと、1階アリーナ・・・じゃなくて、一階席のほぼ中央でござりました。すんげぇいい席でやんの。
 
  バレエのストーリーはよくわからなかったけど、バレリーナの動き、そしてそのしなやかな肢体を見ているだけで、すっかり夢心地でした。いやぁ〜、いいものを見させていただきました。
  
  でもね、内緒だけど、シャンパン効果もあって、うっかり「真の夢心地」になったときもありました(くすっ)でも、それって私だけではありませんのよ、ふと横を見ると、みなさんおめめを閉じて、うっとりと、バレエを「聞いて」いらっしゃいましたもの(くすくすっ)。
 
  てなことで、パリオペラ座デビューを無事に果たした私たち。あの建物の中に、あの空気の中にいれたことだけでも、「はぁ〜、すてきねぇ〜」と、今でもうっとりしてしまいます。すばらしい体験でした。ありがとう、パリ。ありがとうオペラ座。そしてバレエの神様!
 
   おかげさまで「美の粒子」を少しは身にまとうことができた・・・かもしれません。


  夜のオペラ座

ありがとうオペラ座。素敵な経験だったよ。
 
 
  ああ。またがっつりと語り倒してしまいましたわね。パリの第二夜は、こうしてふけていったのでした。
 
  続きはまた来週ね★ どうぞ、お楽しみにぃ(^o^)/~~~
 
 
■今週の間違い大杉

このコーナーは、お気楽104号の素の間違いをひでが暴露する、というコーナーでございます。

前回はまだまだ脳みその中が、ゴールデンウィーク状態だったみたいですね。よって、素の間違いが結構たくさんございました。さすがお気楽。ものすごいマイペースっぷり。

では、今週もお楽しみくださいませ。

>早いもの5月も真ん中辺になってまいりましたわねぇ。

素の間違いは「早いもの5月も…」。正しくは「早いもので5月も…」でございます。

「で」が抜けました。

>しかも自然さりげなくできる人こそ、賢いといえるのでしょう。

素の間違いは「自然さりげなく」。正しくは「自然にさりげなく」でございます。

「に」が抜けてしまいました。自然にさりげなくふるまうことが、「にが重い」と感じる人に配慮したのでしょうか。

>爽やかな風を付加せられるようになったら、人として一流なんでしょうね。

素の間違いは「付加せられる」。正しくは「吹かせられる」でございます。

今週のスットコドッコイ大賞!

爽やかな風がくっついてしまうなんて、実にうらやましい。私には一生縁がないものでしょうからね。

>それは決して、私が「すっとこどっこい」だからなのかもしれませんが(そんなことないもの(><))、

日本語が変ですね。

「決して」がかかるところが、どこだかわかりません。呼応の副詞「決して」を使うときは、「ない」という表現と結びつかなければなりません。ですから、

それは、私が「すっとこどっこい」だからなのかもしれませんが(決してそんなことないもの(><))、

とした方がすっきりいたしますね。

>「未承諾広告」という単語が件名に含まれていらた、ゴミ箱に直行させる

素の間違いは「いらた」。正しくは「いたら」でございます。

「未承諾広告」のメールに、いらいらすることもあるでしょう。きっとそのときのことが頭によぎってしまったに違いない。

>最大の問題は、購入資金ををどうするか、ということなんですが。

素の間違いは「購入資金をを」。正しくは「購入資金を」でございます。

私、相当焦ってしまったらしい。

> 特に、『 陣痛が来そうなのでが待機中です。本当です。なので素っ気無い です。』という壮絶なお便りを下さった、アキカンのオカミさま。

素の間違いは「来そうなのでが」。正しくは「来そうなので」でございます。

こちらは、アキカンのオカミさまのメールをそのままコピペしたものです。ただ、出産を控えた女性に対して、素の間違いがあったよ、なんて責めるのは、酷というもの。ということで、どうかご容赦くださいませ。

>「どうしようか」「そうだねぇ」などど、ただ今相談中ではありますが、

素の間違いは「などど」。正しくは「などと」でございます。

こちらも焦りがよく表われている素の間違いでございました。

今週は以上でございます。

それでは、いつものように謝ってしまいます。

どうも申し訳ございませんでした。

みなさま、お気楽105号もお楽しみいただけたでしょうか。

今週もこのような素の間違いがいたるところの転がっているとは思いますが、こんなものなんかに負けないで、NGワードをバリバリと探してくださいませ。

ということで今週も、あなたのNGワードへのご応募、心からお待ち申し上げておりますね

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

最後まで読んでいただいて、めるしぃ〜 ぼくぅ〜 でござりました。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませ(^o^)丿 らぶ。

 


 
Copyright(C) 2008 HirokoTakahashi,T-Cube. All Rights Reserved.